書籍
チームトポロジー
価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計
Matthew Skelton, Manuel Pais
概要
Conway の法則を前提に、ストリームアラインド・イネーブリング・コンプリケイテッド・ プラットフォームという 4 つのチームタイプと 3 つのインタラクションモードから、 価値の流れを最大化する現代的な組織設計を提案する。
対象読者
- マイクロサービス・DevOps の組織を設計する技術リーダー
- 認知負荷の高いチーム構造に悩む EM
タグ
奥付
- 出版社
- 日本能率協会マネジメントセンター
- ISBN
- 978-4820729631
- 出版日
- 2021年12月
- 参考定価
- ¥2,970税込Amazonの実売価格と異なる場合があります
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前提となる書籍
- 推奨前提
The DevOps ハンドブック
理論・原則・実践のすべて
Gene Kim, Jez Humble, Patrick Debois, John Willis
理由: DevOps を技術プラクティスとして導入しても、組織構造が縦割りのままでは速い流れは生まれない。Skelton & Pais『チームトポロジー』は4つのチームタイプとインタラクションモードでコンウェイの法則を逆手に取る組織設計を示し、技術と組織の両輪を揃える。
- 推奨前提
Clean Architecture
達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
Robert C. Martin
理由: 技術的な境界を設計できるようになったら、その境界がチーム構造と相互に影響し合う事実(コンウェイの法則)へ視野を広げる。アーキテクチャはコードだけでなく組織の問題でもある。
- 推奨前提
モノリスからマイクロサービスへ
モノリスを進化させる実践移行ガイド
Sam Newman
理由: サービスを切り出す移行を進めると、分割の単位がチームの認知負荷と一致しているかが問われる。逆コンウェイ戦略で、望むアーキテクチャに合わせてチームを編成し直す。
- 推奨前提
ドメイン駆動設計をはじめよう
ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法
Vlad Khononov
理由: 境界づけられたコンテキストを引けるようになったら、その境界をチーム編成へ写像する。コンテキストとチームを一致させると認知負荷が下がり、価値の流れが速くなる。
- 参考
LeanとDevOpsの科学[Accelerate]
テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する
Nicole Forsgren, Jez Humble, Gene Kim
理由: 『Accelerate』が示す「疎結合なアーキテクチャと自律的なチームが高パフォーマンスを生む」というエビデンスは、具体的な組織設計論を求めさせる。『チームトポロジー』はそのエビデンスを実装する組織パターンを提供し、データに基づくチーム編成の指針になる。
次に読む書籍
- 推奨前提
Platform Engineering
A Guide for Technical, Product, and People Leaders
Camille Fournier, Ian Nowland
理由: 『チームトポロジー』が提唱する「プラットフォームチーム」を実際にどう立ち上げ運営するかは、それ自体が一つの専門領域。Fournier & Nowland『Platform Engineering』は内部開発者プラットフォームの設計・組織・プロダクト戦略を扱い、チーム編成の理論を具体的なプラットフォーム構築へ接続する。
- 推奨前提
エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
Eric Evans
理由: チーム境界を流れに沿って設計したら、その境界をビジネスドメインの言葉で裏打ちする。境界づけられたコンテキストは、チームの輪郭とモデルの輪郭を同時に定義する。
- 推奨前提
アーキテクチャモダナイゼーション
組織とビジネスの未来を設計する
Nick Tune, Jean-Georges Perrin
理由: チーム編成とコンウェイの法則の考え方を得たら、それをレガシー刷新という具体的な文脈に適用する段階に進む。本書はチームトポロジーをWardleyマッピングやドメイン分割と組み合わせ、技術・組織・戦略の3つの視点から刷新を進める手順を示す。
- 参考
SRE サイトリライアビリティエンジニアリング
Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム
Betsy Beyer, Chris Jones, Jennifer Petoff, Niall Richard Murphy
理由: 『チームトポロジー』で価値の速い流れを生む組織を設計したら、信頼性をどのチームがどう担うかという問いに行き着く。Google『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング』はエラーバジェットや運用責任の分担といった、信頼性を組織文化として根付かせる具体策を示す。